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「見え消し」…公務員の第一歩!消えてるのに見えている?

日々の公務、お疲れさまです。

私が公務員に成り立てのころ、最初に仰せつかった業務は「照会担当」なるものでした。メールで連日連夜送られてくる照会(問い合わせ) の内容を確認し、諸先輩方に回答をお願いする(振り分ける)作業…今思えば公務員の仕事はまさに“お願い”で成り立っていると言っても過言でないとか思います。今このときも照会と回答に奔走されている若手職員の方々、そのご苦労をお察し申し上げます。

さて、本題の 見え消し についてですが、端的に言えば文書の修正箇所を明示的に示すための表現方法であり、元の文字に取り消し線を引くことを指しております。これにより、文書のどこを修正したかが一目で分かります。主にWordやExcelなどの文書作成ソフトで使用され、校正や訂正の際に利用されます。

この 見え消し を、入省・入庁暦の長くない職員がとくに使用するケースは、冒頭でお話しした照会と回答で業務ではないでしょうか。定例的な照会元より回答方法として 見え消し を指定してくる場合、また回答者が気を利かせて 見え消し で回答する場合もあります。

なお、取り消し線の見落としを防ぐために修正箇所を「朱書き」する手法、追記箇所を削除箇所と対比させるために色マーカーで網掛けする手法を併用すれば、照会者にとっても一層わかりやすい回答となるのはでないでしょうか。

この方法で回答した場合、照会元の担当者

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